何でもとにかく楽しんだもん勝ちっ!


by kyokos1219

もう一度、山本高史を考える。

この前から2回ほど、タカシ(山本高史さん)についての投稿が続いているわけですが、
講義が終わり、お酒に浸った体と頭も元に戻ったところで、最後にもう一回、山本高史という人物に迫ってみます。
迫ってみますというより、個人的な「山本高史」広告の分析です。
でも、こないだのせいで、お酒のみ習慣が復活しつつあったりして、今もすこーしお酒入ってるんでどうなるかわかりません。


ちなみに、タカシタカシいうけど、「タカシって誰やねん!!」という方は、こちら


あと、流し終わった後に、教室中のあちらこちらで鼻をすする音が聞こえた
「トヨタ自動車/カローラ:北野武から(タカシから)の手紙」のコピーはこちらから



うん、やっぱりね一番好きな広告の作り手さんなのね。
で、なんで、この人のつくる広告が好きかっていうとね。
「その時代時代に合う、最大限の表現」の広告づくりをしているってことなのね。
そしてそのアプローチがどれも皆とってもやさしいってことなのね。

言い換えると、
「人の心に自然に入ってきて、いつの間にかすっと抜けていく」広告づくりをしているってとこかな。
早い話が、「軽い」。「重過ぎない」。ってことなんかな。

だから、この人の出しているコピーがどれも、「使い古された」という感じがしないんよ。
何ていうのかな、ほら、往々にして「バイブル」的なコピーって、人の普遍的なことを表そうとしているせいか、
「重たさ」をどうしても感じてしまったりするんです。それがない。
歌手とかで例えてみると、オリコンの11位から20位あたりを何年も行き来している歌手みたいな感じかな。(違うかな。)

なんでそう感じるんやろうなーって考えてて、こないだの授業で、そう思う理由が分かった。
「この人は、普遍的なものを作ろうとしてないからや」って。
「まさに、今のうちらに一番響くものを作ろうとしているからや」って。
やから、時代と共に彼の作る広告は自然と姿を消して、その分また、今の私達の心にすっと入ってくる広告を運んでくれる。
表現が重くないから。
そして、そんなんやから、また彼の昔の作品を見たときも、かえってマンネリな感じなんて微塵も感じさせなくて、
むしろかえって新鮮さすら感じさせてしまうわけで。
(もし、マンネリ化してるんだったら、あの2分半のCMをもう一度見て、あんなに多くの人が泣きそうになるはずがない。)
「すっと入ってくる」広告なわけは、本人も講義で言ってたように、
「広告だけは、やさしいものを作りたい」っていう心情から来ているんだろうけど。
それがうまく合わさっているところが、きっと私が彼のつくる広告を一番好きになる理由。
酒が入ると別人だけど。

うちもそんな広告をつくりたいな。というか、そんな生き方をしたいな。
「伝説をつくる!!」とか「金字塔を立てる!!」とかじゃなくてさ、
純粋に、人の心に響いて、それで人が動いて、結果みんなにとっていい結果が生まれてくれたらいいなって。
伝説とか、栄誉っていうのは、その結果としてたまたまついてくるものでしかないと思う。
実力のある証拠としての最低限の栄誉というのは必要だとは思うけど。



結局、あんまというか、ぜんっぜん深く分析できてないけど、
要は、やっぱり彼のつくる広告が私は一番すきだってことさ。
というかなり自己満足的分析でした。

ちなみにこんな人です
これ(←リンク先10番の人ね)
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by kyokos1219 | 2005-11-20 20:07